たいしたことじゃない
数日前のこと
家の前にたぬきがひかれていました。
8時をまわっていたし、保健所に連絡もつかないだろう。
袋を手に道路からどけようと近づくと・・・生きていました。
きゅんと鳴いて少し顔を持ち上げて・・・
道路から脇の草の上に移動させました。
首には針金がまかれてありました。
ショックで一度家に戻りましたが、死に水をあげよう・針金を外してあげようと戻りました。
野性の力です。自力で竹やぶの中へ移動していました。
私にできることはその子の傷が治癒するように、痛みが軽くなるように、針金がとれるように
祈ることと愛を送ることのみです。
私がもっと強かったらその場で針金を外し、愛しているよと伝えられたのに。
もっと強くなると心に誓いました。
そんなにスピードを出して、何か急ぐ用事があるのでしょうか。
それはひとつの命を奪うほど重要なことなのでしょうか。
そもそも人間の経済活動・日常生活そのものに命を奪うほどの重要なことが存在するのでしょうか。
命の営みにくらべたらたいしたことなどありません。
人間は奪うだけ奪って何も返さない。それは間違っています。
感謝することで自然に地球に愛を返したいと強く思いました。
by crystalangel-herb
| 2010-10-13 23:50
| 感じたこと